産地は、鳥取県大山の麓~島根県奥出雲エリアの山陰地松から製造中、特に大山の麓は知る人ぞ知る林野庁管理の『母樹林』があり次世代に残す用の地松の苗が『己生え・おのればえ』で生息しています。そこから及びその他の地域から厳選された地松が伐採出荷されます。各地でも同様、以前松くい虫で大量の松が枯れてしまったそうですが、標高約300m越えは生息困難で標高の高い地松のみ生き残る事が出来ました。
松は杉桧と異なり苗木での生息でなく、基本『己生え おのればえ』で過酷な自然での生存競争に勝ちえた松、生命力を感じないわけにはいきません。
鳥取県大山の麓~島根県奥出雲エリア、冬の厳しい日本海の寒さを乗り越えて1年1年年輪を重ね伐採木として出荷されます。そんなブランド地域の恵を頂き島根県松江市での製造加工を行い、市内・県内外で住宅資材を供給しております。
地松のメリット(色艶の綺麗さ・素材の耐久性がある・赤身の水に強い点・乾燥が早い他)
デメリット(腐朽菌の発生(青く変色)・ねじれ発生・材が少ない)
わが町松江 天守国宝5つの内の1つ【国宝松江城】戦国時代に各地での築城ラッシュの中、堀尾吉晴氏により1606年~1611年 5年の突貫工事にて完成、いまでも堂々の佇まいを見る事が出来ます。昭和の大改修はあった物の基本構造材は『地松』です。400年ものタイムトラベルした『地松』がいまでも体感できる耐久性は、ただただびっくりさせられます。そんな素材をあなたの住まい・住空間に使用し、木材の持っている調質効果・耐久性で住まう皆様が健康的である事を願います。
SDGs持続可能な開発目標・循環型社会の構築などなど改めて資源の少ない我国日本ですが、海外資源依存を少なくして、森林面積国内第4位の島根県他の地域材を利活用する事で、雇用・企業発展・定住などなどに繋がる事を期待致します。